白杖や盲導犬について
視覚障がい者の多くが抱える不自由の主なものに、「移動」(外出)と「文字の読み書き」(情報を得ること)の2つがあります。
視覚障がいの人が安心、安全に歩くには、白杖(白い杖)や盲導犬の使用が役立ちます。
白杖を使う際は、路面をたたいたりスライドさせることにより、音や手に伝わる振動を感じることで道や周囲の状況を把握します。
また、自身が視覚障がいであることを周囲に知ってもらう役割も持っています。
盲導犬との歩行では、使用者が声で指示を出し、盲導犬の反応で、曲がり角や段差、障がい物を確認しながら歩いていきます。
白杖を使用しての歩行には、訓練施設や訓練士のトレーニングを受けることをお勧めします。また、盲導犬との歩行には、盲導犬訓練施設での訓練が必要です。