目が見えにくい、見えないということ
目が見えにくい、見えないことで、日常生活に何らかの支障がある状態を「視覚障がい」と呼びます。
大きく、全盲と弱視(ロービジョン)の2つに分かれます。
全盲は、光や明暗、物の影や形は分かる程度も含みます。弱視は、低視力や視野狭窄などにより、メガネなどを使っても日常生活に支障がある状態を言います。
特に弱視では、「目で見える範囲が狭い」、「色の認識が難しい」、「暗いと見えづらい」など、見え方に大きな差があります。
また、視覚障がいになった時期や要因、その状態も一人ひとり異なります。
視覚障がいのある人は、障がいの程度により、「身体障害者手帳」(1級から6級)の交付を受けることができます。
手帳を取得すると、医療費の助成や税金の控除、日常生活用具の障がい年金の受給、日常生活用具の給付などを受けられる場合があります。