コミュニケーション訓練(点字・パソコン等)
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点字
ライトハウス独自の教材を使用し、点字の読み書きの訓練を行います。点字の読み書きができるようになることで、さまざまな情報を得たり、物の識別に役立てることができます。
マスあけ
点字特有のルールである「マスあけ」について学習します。点字は仮名と同様に音を表す文字のため、文字を続けて書くと読みにくく、誤読を招くことがあります。そのため、「意味がまとまっていて、そこで区切っても理解できる」という最小の文の単位である「文節」ごとに、一マスあけて書く「文節分かち書き」という方法を用います。この間隔を「マスあけ」と呼びます。また、マスあけには他にもさまざまなルールがあり、点字の文章の中で出てくるたびに説明していきます。教材としては主に新聞記事を使用します。
パソコン訓練
インターネット
スクリーンリーダー「PC-Talker NEO plus」に付属の音声ブラウザ「NetReader NEO」を活用して、インターネット検索を行います。ショートカットキーの使い方や、便利なサイトもご紹介します。
タイピング
キーボードの位置を覚え、タイピング速度を向上させるために、さまざまな課題に取り組んでいただきます。また、職員が読み上げた文章の入力練習や、自習に役立つソフトウェアのご紹介も行います。
マイシリーズ
Windowsの操作を音声でガイドする「PC-Talkerシリーズ」のソフトウェアをご紹介します。通常のインターネット検索では探しにくい情報も、専用のソフトを活用することで簡単に調べられます。ニュースやメール、電車の時刻や乗り換え情報もスムーズに検索できます。
ワード
スクリーンリーダー「PC-Talker」とMicrosoft Office「Word」を使用し、文字の大きさの変更やページ設定、表の作成など、Wordの基礎的な操作を学習します。また、ビジネス文書の作成方法についても指導いたします。
PC補習
文字入力を中心に、さまざまな課題をご用意しています。利用者の方それぞれのニーズに合わせた課題に取り組んでいただきます。
短文章・文章
職員が読み上げた記事を各自で録音し、その録音を聞きながらパソコンで文字起こしを行います。完成した文章は印刷して提出していただき、職員が添削し、コメントをお返しします。
すみ字
漢字の音読みや訓読み、部首、熟語について学習します。職員の問いかけに対して、利用者の方々に発言していただく形式で進めます。この訓練は一般知識の向上に役立つほか、文字入力時にスクリーンリーダーが読み上げる変換候補から適切な漢字を選ぶ際にも役立ちます。